令和8年8月から変わる特定入所者介護サービス費(補足給付)|食費・居住費の変更点をわかりやすく解説

加算・報酬改定

結論(最初にポイントだけ押さえる)

  • 令和8年8月1日から、補足給付の食費・居住費の負担限度額と基準費用額が引き上げられる
  • 第3段階①・第3段階②の人は、食費が日額30〜60円、居住費が日額100円(一部除く)増える
  • 利用者負担段階の所得基準が「80.9万円 → 82.65万円」に変更される
  • 対象は特養・老健・介護医療院・ショートステイなど
  • 事業所・ケアマネは、8月利用分からの負担増を見越した事前説明が必要

(引用:介護保険最新情報 Vol.1506 )


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令和8年8月から何が変わる?特定入所者介護サービス費のポイント

特定入所者介護(補足給付)とは

  • 介護保険施設やショートステイを利用する低所得の人の食費・居住費を軽くする制度
  • 「基準費用額(標準的な費用)」と「負担限度額(本人が払う上限)」の差額を介護保険が負担
  • 対象施設:
    • 介護老人福祉施設(特養)
    • 介護老人保健施設(老健)
    • 介護医療院
    • ショートステイ(短期入所生活介護・短期入所療養介護)

(引用:介護保険最新情報 Vol.1506 )


食費の変更点(令和8年8月〜)

対象となる人

  • 利用者負担第3段階①・第3段階②

変更内容

  • 食費の負担限度額が日額30〜60円アップ
  • 基準費用額(標準的な食費)が日額100円アップ

(引用:介護保険最新情報 Vol.1506 )


居住費の変更点(令和8年8月〜)

対象となる人

  • 主に 第3段階①・第3段階②

変更内容

  • 居住費の負担限度額が日額100円アップ(一部除く)
  • 基準費用額も施設種類ごとに見直し

(引用:介護保険最新情報 Vol.1506 )


利用者負担段階の基準額が変更(80.9万円 → 82.65万円)

変更の背景

  • 令和7年度の年金額改定に伴い、低所得の基準を調整するため

変更内容

  • 「年金収入金額+合計所得金額」の基準が
    80.9万円 → 82.65万円 に引き上げ

→ この変更により、第2段階と第3段階①の境目が変わる可能性あり

(引用:介護保険最新情報 Vol.1506 )


補足給付の対象となる施設・サービス

  • 特養
  • 老健
  • 介護医療院
  • ショートステイ

※有料老人ホームは制度の対象ではないが、入居者がショートステイを利用する場合は影響あり

(引用:介護保険最新情報 Vol.1506 )


利用者負担段階(第1〜第4段階)の基準

(※厚労省通知の内容を整理)

段階所得条件預貯金要件
第1段階生活保護、老齢福祉年金受給など要件なし
第2段階年金収入+所得 ≤ 82.65万円650万円(夫婦1,650万円)以下
第3段階①82.65万円超〜120万円以下550万円(夫婦1,550万円)以下
第3段階②120万円超500万円(夫婦1,500万円)以下
第4段階世帯に課税者がいる補足給付の対象外

(引用:介護保険最新情報 Vol.1506 )


第3段階①・②の負担額イメージ(令和8年8月〜)

食費(負担限度額)

  • 第1段階:300円
  • 第2段階:390〜680円
  • 第3段階①:480〜1,030円(+30〜60円)
  • 第3段階②:650〜1,420円(+30〜60円)

居住費(負担限度額)

  • 多床室:0〜430円(据え置き)
  • 従来型個室・ユニット型個室など:第3段階①②で+100円

(引用:介護保険最新情報 Vol.1506 )


ケアマネ・事業所が押さえるべき実務ポイント

  • 8月からの負担増を早めに説明することが重要
  • 重要事項説明書・契約書・料金表の更新
  • ショートステイ利用者の負担額シミュレーション
  • 利用者の負担段階(認定証)の更新時期を確認

利用者・家族が確認しておくべきこと

  • 自分がどの負担段階か(認定証の確認)
  • 年金額・所得・預貯金の整理
  • 8月以降の負担額を施設に確認
  • ショートステイ利用時の1日あたりの負担額を把握

まとめ

  • 令和8年8月から、食費・居住費の負担限度額と基準費用額が引き上げ
  • 第3段階①②の人の負担増が大きい
  • 所得基準が82.65万円に変更されるため、段階が変わる可能性あり
  • ケアマネ・事業所は、早めの説明と書類更新が必須

【H2】引用・参考資料


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