介護認定について

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 実際に介護保険の説明を多くのご利用家族さんに説明してきましたが、「複雑すぎて理解できない。」とのお声を多くいただいています。実際ごちゃごちゃして面倒です。「ここではここだけを押さえておけば問題ないよ。」ってところを経験に基づいて説明します。

申請はどうやってするの?
介護保険サービスは、介護認定を受けないと受けれません。申請は、保険者に申請します。本人じゃなくても大丈夫です。ご家族でされる場合は、本人と申請者の身分証や未登録(65歳時に配布済み)の介護保険証(なければ再発行が可能です)が必要です。前述している、包括支援センターや居宅介護支援事業所に任せるのも方法です。

認定が下りるまでのその後の流れ
申請すると、認定が下りるまで30日程度かかります。その間にできることや必要なことは以下の通りです。
暫定保険証で介護保険サービスが利用できます。
ここはケアマネ裏事情です。認定が出るのを待っている間もサービスが使えます。ですが、認定が自立になったら全額負担なんてこともあります。また、ケアマネはプランを要支援・要介護の二通り作ることになります。正直大変なんです。ケアマネさんによっては、言い訳して使わせないってこともあるかもしれないので注意です。自費のリスクをとれば、必ず介護サービスを使えます。
認定調査といわれる訪問による調査と主治医意見書が必要ですが、利用者家族がすることは認定調査を受けるだけです。主治医意見書や認定審査会などは保険者が手続きしてくれる為、心配いりません。

30日後・・自立認定、支援1・2、介護1~5 のいずれかの保険証が届きます。
経験値からものを言うのであれば、支援1は、杖や歩行器で歩いている方。介護5では寝たきりや重度認知症などの手がかかる方という感じです。そのすべては認定審査会での判定次第ですので、認定が下りるまで誰もわかりませんし絶対ではありません。

どれぐらいのサービスが使えるの?
この質問よく聞かれます。「ヘルパーさんにたくさん来てもらって掃除洗濯してもらいたい」とかですが、必要性がなければ使えません。介護保険は自立支援です。自立に向けた支援ですのでできないことを補完するわけではないのです。
保険証に記載されている限度額に利用できる単位数が書いてあります。単位数×10が費用となります。(一部を除く)この金額の枠内で、サービスを受けたら1割~3割でサービス受けれます。介護認定が重くなると限度額も大きくなりますが、デイサービスなどは1回の費用も高くなるので認定を見直す時は、しっかり考えたがいいです。またサービスによってはサブスクリプションのような一月単位で請求などもあり、介護度は高くないほうが費用は抑えられます。
詳しいサービスについては、別の投稿で説明します。

まとめ
申請は、家族やケアマネなどが、保険者(市町村など)に行く。認定がおりるまで30日ぐらいかかり、その間に認定調査が予定され、介護保険サービスもリスクを背負えば使える。

これからも皆さまの良い老後を応援します。楽して楽しく介護をしよう。

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