ケアマネジャーさん。妻が亡くなって、生活にやる気がなくなって・・・何をするのも面倒になりました。
そうですよね。生活に張りが出るように、楽しみを作りましょう。一度デイサービスを見学に行かれたらどうですか?
高度経済成長時の核家族の進展で、現在は少子高齢化が進み、一人暮らしの高齢者が増えています。人生の伴侶が亡くし意欲が低下し、上記のような意見を聞くことも増えています。そうなれば日常的に運動量も減り自宅に閉じこもりが継続することで病気がちになることとなります。その結果、医療費がかかり寝たきりにつながっていくこととなります。それを防ぐために、デイサービスという仕組みがあります。
通所介護の目的
生活機能の維持又は向上を目指し、必要な日常生活上の世話及び機能訓練を行うことにより、利用者の社会的孤立感の解消および心身の機能の維持並びに利用者の家族の身体的および精神的負担の軽減を図るものでなければならない
厚生労働省HPより
対象者:要介護1~5
費用:1時間単位および介護認定で費用が決まっています。ケアプランに乗っている時間は提供時間。提供時間は、デイサービスに滞在している時間です。介護認定が、重度であれば費用が増しますし、滞在時間が長くなれば費用が増します。
※利用時間には注意が必要です。5~6時間枠であれば、5時間59分滞在するのと、5時間01分滞在するのは金額が一緒です。利用には、そこは注意してください。損しないようにしてください。
また、食事代は、自費です。緊急で使ったおむつ代などの請求なども自費です。お花や習字また、陶芸などデイサービスによっては、いろんな費用がかかることがあります。
体験や見学:体験利用や見学ができる仕組みがあります。体験は、デイを運営している法人や保険者(市町村など)などで違いがありますし、無料のところもあれば費用が掛かるところもあります。見学は、どこでも可能です。
デイサービスの種類:通所介護・地域密着型通所介護・療養通所介護
特徴として通所介護は、毎日19名以上の方が利用し多くの利用者がいる印象です。地域密着型通所介護は、18名以下の利用でこじんまりしていて費用も通所介護より1割程度割高です。療養通所介護は、医療依存度の高い方や認知症の方などが利用し手厚い介護が受けれますが費用が高いです。
保険者によっても地域差があり、どの地域でも同じサービス提供状況ではありません。詳しくは地域のケアマネジャーにお尋ねしてください。ただ知らないことで損をしないように最低限のことを知識として持っておいてください。
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