かかりつけ医

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 今回は、介護保険と主治医に関して説明を行います。まずは高齢者と病院先生とのかかわりです。元気な方は病院とは縁遠く「かかりつけ医」なんていない方がほとんどです。ケアマネ目線ですと、かかりつけ医は、存在だけで利用者の強み(ストレングス)になります。特にクリニックの先生は、何年も前から本人との関わりを持っていたりと、生活に密接に寄り添っているため、重要な社会資源となりえます。介護支援のしやすさでは、大きな病院の先生よりクリニックの先生のほうがスムーズに進みやすいです。今年の介護保険法改正にもあったように、ケアマネジャーが利用者の受診に同行すると加算がつくようになりました。法律も医療との連携に重きを置いてきていることがわかります。そしてかかりつけ医は、介護保険では重要な役割を担っていただいています。

おじいちゃん
おじいちゃん

足がたたなくなったよ。トイレ行くのに困る。介護保険申請してもらおうか。

ケアマネジャー
ケアマネジャー

おじいちゃん、かかりつけの病院はございますか?
認定を受けるには必ず主治医意見書が必要になりますよ!

おじいちゃん
おじいちゃん

ケアマネジャーさん。何の呪文です?主治医意見書って何ですか?主治医って・・・足が悪いぐらいで、医者にかかるのは、風邪をひいたときぐらいだけど・・

ケアマネジャー
ケアマネジャー

介護保険を申請するには、かかりつけの先生の医療的な情報が必要なのです。それに、これから介護サービスを受けるにも、主治医って大切です。

おじいちゃん
おじいちゃん

でも主治医なんて、いないな。どうしたらいいだろうか・・・

 前回の投稿で述べたように、介護保険を申請する際には、必ず主治医意見書は必要です。大体の皆さんが、主治医やかかりつけ医がいて、何かしらの病院にかかっている方がほとんどだと思います。そうであれば主治医やかかりつけ医の名前を申請時に書き込んでいただくだけで保険者が手続きします。ですが、「主治医なんでいない。」という方もまれにいらっしゃいます。ですが心配はいりません。そのような際には、保険者が病院を指定してくれるので受診に行けば大丈夫です。

 かかりつけ医(主治医)に関して皆さんに知っていただきたいことがあります。ケアマネ目線で主治医とのかかわりと話すのであれば、主治医にお願いすることは「意見を求めること」。介護保険でも医療サービスがあります。「リハビリ」や「看護」といったものです。こういったものは先生の指示や許可が必要となります。逆に言うと、先生が「リハビリが必要だから、訪問リハビリでリラクゼーションなどの筋肉をほぐして疼痛緩和を実施して」とケアマネに言えば、ケアマネが必要ないと思っていても、なかなか「調整しない」とはいかないのです。ですので、利用者さんは主治医とはいい関係を作っていたほうが得です。

 

 最後に。時々、ケアマネジャーのことを「先生」と言う高齢者がいらっしゃいます。わかります。そのような高齢者にとってケアマネジャーは、指揮命令をする立場に見えているのかもしれません。ですが、ケアマネジメント業務は利用者主体が絶対です。公正中立の立場でサービスも事業所もケアマネジャーに選択する権限はないのです。「こうしなくちゃいけない」とかいうケアマネは、あまりよろしくないと思われます。問題点に対しての対応策をしっかり提案し、同意のもとに調整してくれるケアマネさんに巡り合えること切に願います。

これからも皆様の良い老後をお応援します。楽して楽しく介護をしよう。

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