上乗せの仕組みと注意点をやさしく解説!
こんにちは、介護施設で働く皆さんへ。
「うちの施設の食費って高いのかな?」
「利用者さんやご家族から“なんでこんなに違うの?”と聞かれて困った…」
そんな疑問にお答えするために、今回は「介護施設の食費がなぜ違うのか」、そして「上乗せの仕組みと注意点」について、わかりやすく解説します!
🍽 食費の「基準費用額」ってなに?
介護保険施設(特養・老健・介護医療院など)では、食費や居住費の目安として「基準費用額」が国によって定められています。
令和8年8月からの改定内容:
| 項目 | 改定前 | 改定後(令和8年8月~) |
|---|---|---|
| 食費の基準費用額 | 1,445円/日 | 1,545円/日 |
この金額は、施設が提供する標準的な食事にかかる費用をもとに設定されています。
🧾 実際の食費は施設ごとに違うの?
はい、実際には施設ごとに食費が異なることがあります。主な理由はこちら👇
① 設備やサービス内容の違い
ユニット型個室・多床室など、居住環境によって調理方法や配膳体制が異なり、コストに差が出ます。
② 調理体制の違い
- 自前の厨房で手作り
- 外部業者に委託
- 行事食や選択メニューの導入
など、提供方法によって費用が変わります。
③ 利用者の所得区分による違い
低所得者には「負担限度額」が設定されており、それを超える分は介護保険から補填。
一方、課税世帯(第4段階)は補助がないため、施設が自由に金額を設定できます。
✅ 基準費用額に上乗せしてもいいの?
結論:上乗せは可能ですが、条件があります。
| 利用者の所得区分 | 食費の上限 | 上乗せの可否 |
|---|---|---|
| 第1~第3段階(低所得者) | 国の「負担限度額」まで | ❌ 上乗せ不可(補足給付あり) |
| 第4段階(課税世帯など) | 上限なし(契約による) | ✅ 上乗せ可能 |
つまり、第4段階の利用者に対しては、施設が基準費用額を超える金額を設定することができます。
⚠ 上乗せする場合の注意点
上乗せは自由にできるわけではなく、以下の点に注意が必要です:
- 契約が必要:利用者や家族と事前に契約し、金額や内容を明示すること
- 説明責任:なぜその金額なのか、どんなサービスが含まれているのかを丁寧に説明
- トラブル防止:重要事項説明書や契約書に明記し、誤解を防ぐことが大切!
🌿 まとめ:食費の違いには理由がある!
介護施設の食費が異なるのは、以下のような要因が関係しています:
- 設備の違い
- 調理体制の違い
- 利用者の所得区分
- 契約内容の違い
特に、第4段階の利用者に対しては施設が自由に金額を設定できるという点は、意外と知られていないかもしれません。
利用者やご家族に安心してもらうためにも、食費の仕組みを正しく理解し、丁寧に説明できる体制を整えておきましょう!
📌 制度改正にも注目を!
令和8年8月からの基準費用額の引き上げに加え、今後も制度改正が続く可能性があります。
施設ごとの対応を見直しながら、最新情報をキャッチしていきましょう!

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