介護給付費分科会の最新資料から徹底解説!
こんにちは、介護業界で働く皆さんへ。
今回は、第253回社会保障審議会介護給付費分科会の資料をもとに、令和8年度(2026年度)の介護報酬改定のポイントをわかりやすくまとめました!
🔍 改定の背景と目的
政府は「強い経済を実現する総合経済対策」(令和7年11月閣議決定)に基づき、令和9年度の本格改定を待たず、令和8年度中に期中改定を実施することを決定。
主な目的:
- 介護職員の賃上げによる人材確保と離職防止
- 生産性向上や事業者の協働化の促進
- 物価・賃金上昇への対応
- 介護保険制度の持続可能性の確保
📈 改定率と賃上げの内容
- 改定率:+2.03%
内訳:処遇改善分+1.95%、食費基準費用額引き上げ分+0.09%
介護職員の賃上げ内容:
- 全介護従事者に対し、月額1.0万円(約3.3%)の賃上げ
- 生産性向上や協働化に取り組む事業者には、さらに月額0.7万円(約2.4%)の上乗せ
- 合計で最大月額1.9万円(約6.3%)の賃上げが可能(定期昇給0.2万円含む)
🧩 処遇改善加算の拡充ポイント
1. 対象の拡大
これまでの「介護職員」だけでなく、介護従事者全体が対象に!
2. 新たな加算区分の創設
- 加算Ⅰロ・Ⅱロ(新設):生産性向上や協働化に取り組む事業者向け
- 加算Ⅳに準ずる要件:キャリアパス要件Ⅰ~Ⅳや職場環境等要件を満たすことで算定可能(誓約でも可)
3. 新たに加算対象となるサービス
| サービス | 加算率 |
|---|---|
| 訪問看護 | 1.8% |
| 訪問リハビリテーション | 1.5% |
| 居宅介護支援・介護予防支援 | 2.1% |
🏢 特例要件での算定も可能!
令和8年度に限り、以下のいずれかを満たすことで加算算定が可能:
- ア)訪問・通所サービス等:ケアプランデータ連携システムに加入+実績報告
- イ)施設サービス等:生産性向上推進体制加算ⅠまたはⅡの取得+実績報告
- **ウ)社会福祉連携推進法人に所属していること
💡 申請時点での「誓約」でも算定可能という配慮措置あり!
🍽 食費の基準費用額も引き上げに!
2024年の物価上昇や食材費高騰を受け、令和8年8月から食費の基準費用額が1日あたり100円引き上げられます。
| 項目 | 令和8年7月まで | 令和8年8月から |
|---|---|---|
| 基準費用額(食費) | 1,445円/日 | 1,545円/日 |
※低所得者の負担限度額は、所得区分に応じて30~60円引き上げ。第1・2段階は据え置き。
📝 まとめ:今から準備を始めよう!
令和8年度の介護報酬改定は、処遇改善と制度改革の大きな転換点です。
特に新たな加算の取得には、要件の確認と準備が必須!
✅ 事業所が今やるべきこと:
- 加算取得に向けた誓約や実績報告の準備
- ケアプランデータ連携システムへの加入検討
- 生産性向上や協働化の取り組みの計画
- 新たに対象となるサービスの加算申請準備(訪問看護・リハ・居宅支援)
📌 補助金や導入支援もお忘れなく!
補助金の申請期限は2026年3月末まで!
今後の詳細や支援業者の一覧が公表され次第、また最新情報をお届けします!


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